処分に困っている不動産

「相続した実家が空き家になっている」「別荘を活用する機会がなくなり困っている」など、不動産の処分に頭を抱えている方が多くいらっしゃいます。不動産を所有していると、様々な責任や負担が発生します。

よくあるお悩み

・固定資産税の支払いが負担
・老朽化による修繕が必要
・自然災害で倒壊した場合の処分が不安
・時間が経つほど資産価値が下がる可能性

当社では、これらのお悩みをスムーズに解決できる方法をご提案いたします。

空き家処分の流れ

空き家の処分には、正しい手順を踏むことが重要です。順序を間違えると、結果的に損をしてしまうこともあります。以下のステップに沿って進めましょう。

STEP
査定依頼

最初のステップは、物件の査定を依頼することです。仲介売却を目指すことで、最も高く売却できる可能性があります。はじめから買取や譲渡を選ぶと、売却価格が下がりやすくなるため注意が必要です。当社では、空き家を現状のままで売却するか、更地にするかなど、最適なプランをご提案します。

STEP
売却活動を開始

査定額を基に、媒介契約を結び売却活動を開始します。購入希望者を見つけるために、不動産ポータルサイトや広告媒体での宣伝、オープンハウスの開催などを行います。また、必要に応じて内覧対応もサポート。内覧時には、物件の魅力を伝えられるように準備しておくことがポイントです。

STEP
買取や譲渡の検討

購入希望者が見つからない場合、不動産会社による買取や譲渡を検討します。特に築年数が古い物件や需要の少ない地域の物件は、買取業者への相談が早期処分につながります。また、放置された空き家が「特定空き家」に指定されると、固定資産税の課税額が上がる可能性があるため、早めの処分が推奨されます。

STEP
処分完了

売却または譲渡が完了したら、すべての負担から解放されます。また、空き家が3年以内に処分された場合、特別控除を利用できるケースもあります。タイミングを逃さないためにも、スケジュールをしっかり立てて進めましょう。

処分に困っている不動産売却の事例

CASE 01:築年数が経ちすぎて売れないマンション

・お悩み:相続したマンションが売れない
・解決方法:同業他社と連携し、早期売却を実現

築年数が古く市場価値が低いマンションの場合、売却が難航することがあります。例えば、都心郊外の築年数が経過したマンションでは、売却活動を2年以上続けても購入希望者が現れないケースも。固定資産税や管理費が負担となり、早急な処分が求められることがあります。

このような状況では、「現況有姿」での売却を検討し、同業他社との連携により速やかに売却が進む場合があります。売却価格が下がることもありますが、維持費の負担から解放され、所有者の方が満足される結果となることもあります。

CASE 02:タダでもいいから処分したい土地

・お悩み:固定資産税の負担を避けたい
・解決方法:隣接地の所有者に譲渡

利用価値が低い土地や建築基準法により建物が建てられない狭い土地は、所有者にとって負担となることがあります。例えば、「タダでもいいから引き取ってほしい」と希望されるケースでは、隣接地の所有者に譲渡する方法が検討されます。

隣接地の所有者にとって、土地を庭や駐車場として活用する提案が魅力的であれば、譲渡が成立することがあります。この場合、所有者は固定資産税や維持費の負担から解放されるため、費用面での大きなメリットを享受できます。

ご相談はお早めに

空き家や処分に困っている不動産の対応は、早めの対策が鍵となります。放置すると資産価値が下がるだけでなく、固定資産税の負担やトラブルのリスクが増加します。

まずはお気軽にご相談ください。当社の専門スタッフが、最適な処分方法を一緒に考え、スムーズな解決をお手伝いします。